旧暦の七夕2017年はいつ?旧暦の伝統的七夕が注目な5つの理由!
最近ひそかに旧暦の七夕に注目が集まりつつあるのをご存知ですか?仙台の七夕祭りも8月に行われるように本当の七夕の日は7月7日ではないんです。
2017年はいつかというと8月28日月曜日なのですが、その理由やメリット、今後の旧暦の七夕の日程がどう変わっていくか?分かりやすく解説します!
7月7日なんて梅雨の時に七夕があっても雨や曇りの日が多くなかなか織姫、矛星にあえません。しかも織姫星と彦星の高度も低いんです。なんかおかしいですよね^^;
2017年以後の旧暦の七夕の日程と、旧暦に注目が集まる理由やそのメリットについて、見ていきましょう!
目次
2017年以後の旧暦の七夕はいつ?
現在の七夕は7月7日固定なのですが、旧暦の七夕は毎年日にちが違うんです。
今年は閏月が挿入されるために、例年に比べ遅い伝統的七夕となります。
ゆえに、
旧暦7月7日≠新暦7月7日
旧暦の7月7日=新暦の8月○○日
となります。
この事実知ってましたか?
七夕は本当は8月に行うのが正しいんですね!
元々旧暦の7月7日の行事だったんですから本当のことですよ。
それでは、2018年以降についても掲載しておきますね。
西暦 | 新暦の7月7日は旧暦の? | 備考 |
---|---|---|
2017年 | 8月28日 | |
2018年 | 8月17日 | |
2019年 | 8月7日 | |
2020年 | 8月25日 | 東京オリンピック |
2021年 | 8月14日 | |
2022年 | 8月4日 | |
2023年 | 8月22日 | |
2024年 | 8月10日 | |
2025年 | 8月29日 | |
2026年 | 8月19日 | |
2027年 | 8月8日 | |
2028年 | 8月26日 | |
2029年 | 8月16日 | |
2030年 | 8月5日 |
旧暦の七夕(伝統的七夕)が注目され始めた理由、メリット!
これは先ず、7月7日がちょうど梅雨の真っ只中で、本州より西の地方で空が晴れないからです。
実際は旧暦の7月7日が本物の七夕なんだから、そちらを採用してはどうか?となっているんです。
つまり、旧暦の七夕が注目されつつある理由はこの2つですが、天の川をを隔てての彦星と織姫星を見るためにも利点があるんです。
そして、実は小学生をはじめ学生さんにとっても夏休みなので七夕をゆっくり官能出来ます^^
以上、合わせて5つまとめて置きますね!
- 旧暦の7月7日(現在の8月)が本物の七夕だから
- 旧暦の7月7日は新暦の7月7日(梅雨時期)より確実に晴れの可能性が高い
- 夏の大三角の高度が高くなる
- 旧暦の7月7日は必ず上弦の月
- 夏休みで小学生をはじめ学生さんは夏休み
です。
新暦7月7日の晴れる確立:26%
だそうです。
そして現在の7月7日に日は、実は皆さんが起きている9時とかにはまだまだ七夕の物語舞台となる夏の大三角が空高く上がってきていないんです。
旧暦の七夕にはもう少し季節が進んでいるので、同じ時間にもっと空高くに位置することになります。
上弦の月というのは、いわゆる半月の一種です。太陽が沈む頃、一番空高く上っています。これを南中といいます。そして6時間後。夜中の0時には西の地平線に沈みます。
なので、夜に太陽の光の影響が無くなる頃から朝方にかけあまり月の明かりを気にすることなく、天の川と彦星、織姫を見ることが出来ます。
月の明かりの影響が少ないと空は暗く、暗い星まで見えるようになります。
そして、地球から見て暗い星の集まりである天の川も見やすくなるんです。
どのように区別するかと言うと、月が西の空に沈む時半円の弦に当たる部分が上を向いていれば「上弦の月」下を向いていれば「下弦の月」です。
上弦に月に関しては、上で書いたとおりですが、下弦の月の場合は、深夜0時頃に東の地平線から昇り始め、朝の6:00頃に南中(空の一番高いところに達すること)します。
もちろん新暦の7月7日は新月に当ることもあり、全く月の明かりを気にしなくてもいい年があります。
ですがその一方満月の年もあり、その年は一晩中月の明かりの影響をフルに受けてしまいます。
旧暦の7月7日は必ず上弦の月になるので、好条件で見れることが約束されています。
上弦の月が良い理由はこれだけではありません。意外と知られていませんが、半月でないといけない理由があるんです!!
それは、この七夕の物語から来ています。
半月(上弦の月)は、何かに似ていませんか?
そうです!舟に似ていますよね^^
七夕の日の上弦の月は、舟に見立てます。そして、織姫がその舟に乗って彦星に会いに来ます。
彦星である牽牛は天帝に娘である織姫こと織女のいる土地に近づけないのです。
何ともロマンチックな話ですね~
このようなことも踏まえて七夕を楽しむには、その日が上弦の月である旧暦の七夕である必要があると私は思うのです^^;
以上の理由を考えると、やはり旧暦の7月7日に七夕をやった方がいいと思うのですが、皆さんはどう思われますか?
もし何かありましたら、記事下のコメント欄よりメッセージを頂けるとうれしいです^^
ですが、例年梅雨の時期なのでなかなか見れないんですよね。
2017年の旧暦の七夕で天の川を見るのに最適な時間は?
せっかくの七夕なので、短冊に願い事を書くだけでなく天の川の両岸にいる織姫と彦星を見てみましょう!
淑女星のベガと牽牛星のアルタイルは、1等星で明るいので満月の晩にも見えるぐらいです。
ですが、織姫と彦星の間に天の川が流れていないと今一雰囲気が出ません。そこで、天の川がなるべく見える時間を教えます。
ポイントになるのは、上弦(半月)となっている月の位置と太陽に因る薄明の時間です。
②次は、日没後の薄明が終わってからの時間です。9:00~12:00
①は月の影響も太陽の影響も受けていない一番天の川が見やすい時間帯と言えます。
②は西に傾いた半月の影響は多少あるものの空が暗い場所なら十分天の川が見える時間帯です。
夜遅くまで起きていても大丈夫な場合は、深夜見てみてくださいね!
☆学生さんは夏休み期間中ですが、28日は月曜日で次の日仕事があるので会社員はあまり遅くまで起きてられませんね^^;
旧暦の7月7を七夕にするデメリットもある!
デメリットがあるとしたら、旧暦の七夕の日には7月7日というラッキーセブンのぞろ目が使えないことでしょうか。
やはり7月7日というのは、覚えやすいし数的に縁起がいいですね^^;
あとがき
なんかスッキリしましたか?
旧暦の七夕を取り入れれば、彦星と織姫が会える日がぐっと増えますね^^
今年7月7日に見れた人も、今度は本物の七夕の日に見てください!
でも今年は8月28日なので小学生は、宿題で忙しいかな^^;
そうだ、まだ自由研究をやっていない子は、旧暦の七夕について調べて、旧暦の七夕にアルタイルとベガの観察をしてみてはいかがでしょう^^
私の故郷では、お盆を8月13~15日にやっていましたが、東京にくると7月にやっていて不思議な気分でした。
これも新暦と旧暦どちらを採用するかの違いですね。
近い将来、8月に七夕飾りを見る機会が多くなるかもしれませんね~
「今年の七夕は何日だっけ?」
というのも意外と風情があると思うのはわたしだけでしょうか?
7月8月は流星群にも注目しましょう!
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