指を鍛えるトレーニング方法や5つの器具を紹介!ギター、ピアノなど
ギターやピアノなどの楽器演奏やボルタリング、バスケなどでは指を鍛えることは一つのテーマです。楽器なら楽器を弾くことで、ボルタリングなどスポーツなら実際練習することで指の筋肉や神経は鍛えられます。
ですが、指のトレーニング器具を使ってみるのも一つの方法ですね。
私はギター弾きなのですが、今まで学んできた指のトレーニングや購入して試してきた指を鍛えるトレーニンググッズを、ここで紹介したいと思います。
考え方や器具の紹介などは、ギターを練習している方だけでなく、ピアノやベースなど他楽器、ボルタリングやバレーボール、バスケなどスポーツの分野でも参考になるのでは?と思います。
目次
ギター、ピアノなど実際の楽器を使ったトレーニングについて
基本的に指の筋トレグッズなどを使わなくても、ギターなど実際の楽器を使ってトレーニングしていれば楽器演奏に必要な筋力や腱の強さは育成されるというのが私の考え方です。
クラシック畑の演奏家など国際コンクールを勝ち取り、世界的に活躍している音楽家が指を鍛えるために特別な器具を使っているとは考えにくいですね。
そもそもその様な人たちは、もともと小さき頃から楽器の練習をしており演奏に必要な筋肉や神経回路が無理せず付いているのだと思います。
かえって楽器演奏以外の無理な指の運動は避けるかもしれませんね。
私は昔、知り合いのギターリストに缶ジュースはどう開けてるの?と聞かれてビックリしたことがあります。その方は、先輩の演奏家ですが缶ジュースを開けるとき、指を痛めるのを危惧していました。
クラシックギタリストの右手なら、爪を伸ばしてヤスリで磨いたりととても大切にしているので分かります。
歌手の方で冷たい飲み物を飲まなかったり、歯の磨き方にも気を使っている方がいるのも同じですね。
ウォーミングアップとして指のトレーニング器具を使う
クラシックのギターリストなんかでも、ウォーミングアップとして指鍛える器具を使っている人がいました。これは、ある指の筋トレグッズの広告に載っていたプロの演奏家の使用レビューでした。
どうやら、演奏前、会場に着く前に使っている様でした。さすがに会場に着くまでは、ギターもピアノも練習出来ませんよね。電車の中、車の中などでウォーミングアップとして使っているとのことでした。
私もそれと同等の器具を持っていたので、それを見て電車の中で使っていました。さすがに他の乗客の視線が気になるので夏はバッグ、冬はポケットの中で行いました^^;
注意点としては、①やり過ぎないこと②負荷は軽めのものにするということでしょうか。
- 剥きになってやり過ぎない
- 軽めの負荷を選ぶ
私が実際購入して試した器具
GRIP MASTER(グリップマスター)
これは、よく楽器店に売っているのを見かけますよね!この写真のGRIP MASTERは、20年以上前に買ったものです。ライトテンションと書いてありますが、薬指、小指には十分な負荷です。
優れている点は、指を1本1本独立して動かせるところです。指の独立性を高めるトレーニングがしやすいです。
現在はもっといろんなバージョンが出ていて、アマゾンや楽天も見てみると同様な指のトレーニング器具で中国製のものなども売られていますね。
ウォーミングアップとして電車やバスの中で使っていたのもこれです。ウォーミングアップにはライトテンションでも十分です。もっと弱くてもいいかもしれません。
HAND MASTER plus(ハンドマスタープラス)
これは、HAND MASTERという指を鍛える器具です。
上のグリップマスターの様に指の内方向へ折り曲げるトレーニングも出来ますが、指を外へ広げる筋肉や神経を鍛えることも出来る優れものです。
ウォーミングアップにもいいですが、グリップマスターに比べると多少かさばりますね。
あと私の場合、ゴムの部分が劣化して1週間ほどで切れてしまいました。初期不良ではないかと問い合わせたところ、購入したネットショップがメーカーの問い合わせてくれて新しいものを届けてくれました。
ゴムの部分は大小2つ付いています。
ゴム製品なので、必ず劣化はしますが、外側へ開く方向へ指を鍛えることが出来るですごく重宝します。
FINGER WEIGHTS(フィンガーウェイツ)
これFINGER WEIGHTSっていうんですが、知っていますか?
それぞれの指に重りを付けてトレーニングします。右左10個付いているので、両方の指につけてクラシックギターなど指弾きのトレーニングも出来ますね。
このグッズのメリットは、ギターを弾くという動きに合わせて負荷がかけられることですね!ですがこの機器も調子に乗って長時間使用すると指を痛めるので気をつけてください。
15年ほど前に、今は無い道玄坂のヤマハで衝動買いした指のトレーニンググッズです。確か1万円ほどで買ったのですが、箱を確認すると1万2千円と書いてありました。高いですね^^;
余程、ギターが上達したかったのでしょうね~
その他、指を鍛えるのに役立つグッズ
その他、ギターを弾く能力を高めるために購入した器具を紹介します。
指を直接鍛える訳ではありませんが、指にも影響力を及ぼすと考えられます。というのは、どこか局部的な筋肉を鍛えるときその他の筋肉も総合的に鍛えていかなければいけないと思うからです。
今回は腕(リスト)を鍛えるためのグッズですが、どちらもユニークです。
FOREAM FLEXOR(双林腕力器)
現在は、『POWER リスト トレーナー』という商品名で同等の製品が売られています。
FOREAM FLEXORという中国製のトレーニング機器です。「双林」というのは会社名かと思います。腕力器っていうのは面白いですね。
リスト強化のトレーニングに絞った機器ですね。使いすぎると、リストに筋肉が付き過ぎて、楽器演奏に必要なしなやかなリストの動きを妨げるようになるかもしれません。まぁ適度にやれば強くしなやかなリストの動きを体感出来ました^^
ROLLER WRIST BALL(ローラーリストボール)
(☆現在、所持中のボールが見当たらないため写真掲載していません、見つかり次第掲載します。)
あとはROLLER WRIST BALLですね。これは結構知っている人が多いかと思います。POWER BALL(パワーボール)とも言われるみたです。
こちらの方が、しなやかなリストを得るには合っているような気がします。
これは中のボールを高速回転させることにより負荷を得る仕組みですが、最初は回すのが難しいです。コツをつかめば大丈夫ですが。
まとめ
- 楽器の演奏のために指を鍛えるのは、目的を持って楽器の練習をすればOK!
- 指のトレーニング器具を楽器のウォーミングアップで使うことが出来る
- しっかり目的があって注意深く行うなら、演奏者でも指のトレーニング器具は使うのはありだと思う
- スポーツなどいつでもその練習が出来ない時は、積極的に指のトレーニング器具を使おう
実際に私が当記事で紹介した器具を使っているかというと、最近ではあまり使っていませんね~^^;
購入するときは、目的があり必要だと思って買うのですが・・
例えば、『このテクニックには指を逆側に動かす筋肉が必要だな、逆側に動かす神経を鍛えないと』などと思い、ネットで検索してそのトレーニングを再現できる器具を探します。
購入後はしばらく実践し、効果を実感するのですが、ある程度使っているとやっただけの効果を実感しにくくなり使わなくなってしまいます。効率的でなくなってくるんですね。
もしかしたら、ただの自己満足かもしれませんが、最初はその筋肉に刺激が加わってその動きに対して敏感になりよい結果が得られます。問題は持続効果があるかないか、さらなる筋力アップが期待できるかです^^;
大抵はやりすぎて飽きるか、痛めてしまうかですね~気をつけてください。
冷静に自分をみて制御する能力も大切だと思います。
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