おうし座流星群の小惑星、地球衝突の可能性、危険な時期はいつ?

スポンサーリンク

テェコ科学アカデミーの科学者がおうし座流星群には直径数十メートルの小惑星が含まれており、地球衝突の危険性があると発表しました。

小惑星、彗星、巨大隕石などは地球の大気圏の突入で燃え尽きない限り地上に達します。その大きさに因りますが、地球に大きな影響を及ぼします。

そんなおうし座の小惑星が衝突が起こる可能性がある時期はいつか?そのようなことが起こる可能性が何%あるか?調べていきたいと思います。

そして衝突した場合同様な被害が引き起こされるか?その回避法はどんなものが考えられているか?まとめていきます。

当記事は、こちらのニュースを受けて書いています。
http://www.afpbb.com/articles/-/3131109

「この分枝には、直径が数十メートル以上の未発見の小惑星が多数存在する可能性が非常に高い」
「よって、地球がこの惑星間物質の流れに遭遇する数年に1回は、小惑星と衝突する危険性が著しく高まる」
「この3週間の間、(直径数十メートル級の)より大型の天体との衝突確率が著しく高くなる」

おうし座流星群の小惑星が衝突するとしたら時期はいつ?

数年に一度の割合で、おうし座流星群に含まれる分岐が地球に接触する様です。その時は3週間危険があるということです。

おうし座流星群の母天体は、『エンケ彗星』という彗星です。この彗星が撒き散らした残骸や砕けた塊が、この彗星の通り道に散らばっており、そこを地球が通過する時(10月、11月)におうし座流星群が見ることが出来ます。

この彗星は公転周期が3.3年です。つまり太陽の周りを3.3年で1周している彗星です。

太陽から一番離れた遠日点でも、4天文単位です。地球と太陽の平均距離の4倍になります。

ちょっとは、イメージ出来たでしょうか?

おうし座流星群の特徴、観測される方位やピーク時間については、こちらの記事に書いてあるので興味がありましら是非お読みになってください^^

こちらの記事に詳しくありますが、2017年で言うと、11月6日に南群と13日に北群がピークになります。エンケ彗星が撒き散らした2つの塊が離れてあるということですね。

そして他の流星群と違い2ヶ月もの間続くそうです。エンケ彗星の残骸が散らばっている軌道の幅が広いというこてですね。

きっと今回になっている分岐も数年で一回地球と遭遇する軌道上にあるということだと思います。論文が手に入ったら、またしっかり報告させてください。

地球衝突の可能性は何%ぐらい?

地球衝突の可能性はどのくらいかというと何%あるかこまかくは分かりませんが、今回テェコの科学者は直径200~300メートルの小惑星を2つ確認しているようです。そうでなくても直径数十メートルの小惑星が地球に突入する可能性は著しく高くなるみたいです。

怖いですね!どのような被害が想定されるか見ていきましょう。

スポンサーリンク

どのような被害が引き起こされるか?

密度などにもよりますが、直径10mほどの隕石は、地球の大気圏に突入しても燃え尽きてしまうそうです。数十mともなると地上に達するものも出てくるかもしれませんね。

ひどい場合は、『局地的もしくは大陸全体に及ぶ大災害を引き起こす恐れのある・・』と述べています。

「ツングースカ大爆発」と言って、20世紀に入りシベリアに何かが衝突しました。これは彗星なのか?分かっていませんが、このエンケ彗星の破片ではないかという説もあります。
森林地帯に落ちたので人災にはならなかったのですが、都市部に落ちたら大変なことにまります。

恐竜の絶滅もこのような彗星や巨大隕石が落ちたという説があります。

衝突の衝撃波でも周辺地域では壊滅状態になりますが、爆発により上空に舞い上がった塵は、長い間太陽の光をさえぎり、地上の生物が生きられなくなってしまいます。

映画など

私のオススメは次の2つ

アルマゲドン(1998年)・・・彗星が地球に接近、アーノルド。シュワルツェネッガーが紛する主人公が地球を救う。

ディープ・インパクト(1998年)・・・小惑星が地球に衝突。

20世紀が終わるまさに直前、世紀末には上記のような小惑星や彗星が衝突するパニック映画がこぞって発表されました。
日本でも特に五島勉さんの『ノストラダムスの大予言』という本がベストセラーになったこともあり、世紀末人類滅亡説などが私たちの恐怖を煽りました。
このような状況の中上記のようなSFパニック映画の大作が人気を集めるんですね~

回避策

上記の映画では、宇宙区間で核弾頭を使ったりしていますが、大きな天体に関して実際可能でしょうか?不安は残ります。
今後リサーチして、どのようなことが研究されているのか?掲載できればと思います。

あとがき

私は学生時代、アメリカの天文学者のカール・セーガン博士の影響で、彗星衝突など地球規模の災害についての本をよく読んでいました。

恐竜絶滅の原因や核の冬についても、恐怖におののきながら読んでいました。北朝鮮の問題はありますが、冷戦も終わり、当時ほどの核ミサイルの脅威は考えなくなりました。

ですが、今回のような天体の地球ニアミスのニュースが時々流れます。今後監視網がさらに強化されていくと思いますが、実際地球に衝突するのが明らかになった場合、それを回避する策があるのか?とても気になります。

実際、アルマゲドンやディープインパクトの様な映画を見ているとそれがどれ程困難なことか分かります。

私も出来ることなら考えたいですが、これからの頭脳明晰な若い方達が、良い解決策を考えていくれることを陰ながら応援して行きたいと思います。

スポンサーリンク

地球・宇宙

Posted by 40sfile


PAGE TOP