カメムシの発生・活動時期はいつからいつまで?【寿命とその生活史】

2年ほど前の夏に私は大嫌いなカメムシに刺され、そのことを当ブログに書いたのですが、同じ経験をされた沢山の方からコメントを頂きました。

本当にありがとうございます!

2年も経つと、その記事へのアクセス状況やコメントからカメムシの活動を間接的に感じることが出来ます。

今回はその記事から新たに得た情報、データに加えて、各種カメムシ関連の本を参考に『カメムシの発生、活動時期・寿命』についてまとめてみました。

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カメムシの発生時期、寿命まとめ

  • カメムシが活動している時期は3月下旬から11月頃までです。
  • 良く見かけるチャバネアオカメムシ、アオクサカメムシ、クサギカメムシ、マルカメムシを想定
  • 特に10月を中心に秋が活発です。
  • ただ冬にも民家で越冬しているカメムシが出現することは多々あります。
  • 寿命は越冬時期を入れて、1年~1年3ヶ月程

最初に要点をまとめましたが、分かりやすく説明していきますね!


【クサギカメムシ】

カメムシの一生、生活

カメムシの活動時期、寿命を知るためには、カメムシの生活やどの様に一生を送るのか知るの手っ取り早いので最初に少し触れますね!

早く答えが知りたい方は上の目次リンクを使ってジャンプしてくださいね。

それでは、カメムシの一生について簡単に説明していきます。

先ずカメムシは『不完全変態』という発達形態を取り、サナギの時期がありません

卵⇒幼虫(5段階)⇒成虫

カブトムシのように「卵⇒幼虫⇒サナギ⇒成虫」のような形態をとる昆虫を『完全変態』と言います。

一般的なカメムシの一生を簡単に図にしてみました。

春から夏にかけて、カメムシは産卵します。

そして、その卵は1週間~2週間ほどでふ化します。

幼虫時期は、種によって気温など環境によって違いますが、約30日~60日です。

卵からふ化したばかりの幼虫を一齢幼虫といいます。その一齢幼虫は一回目の脱皮をして二齢幼虫になります。

全部で4回の脱皮を繰り返し、五齢幼虫(終齢幼虫)になります。

そして最後に5回目の脱皮を行いますが、これを羽化といいます。

カメムシは例外種もいますが、5回の脱皮を繰り返し成虫となります。成虫になってからは脱皮はしません。

成虫となったカメムシは、10月下旬頃になると、越冬の準備を始めます。あるカメムシは民家に飛んできて越冬場所を探します。

民家は押入れや畳裏、床下、天井など、越冬に適した場所の宝庫だからですね^^;

そして春を迎えると再び活動を始め産卵の準備をします。

5月下旬頃~8月にかけて産卵を終えたカメムシは、役割を終えこの世を去っていきます。

カメムシの発生、活動時期

上記のカメムシの生活史、一生を見ると分かるように私達が一般的に考えるカメムシは春に生まれ、冬越冬し、新しい春が来ると目覚め産卵します。

これらのことを考えると、カメムシの活動時期4月~10、11月頃までになります。

4月~8月は主に去年産まれたカメムシが主体ですが、徐々にその年新しく産まれて成虫になったカメムシに主役が交代していきます。

わたしのブログのアクセスを見ても分かるのですが、カメムシに刺された時の記事に来るアクセスが最も多いのは9月中旬~11月中旬です。

この時期が特に多くの人が、カメムシに悩まされている時期ですね。カメムシに刺される事例が多くなるのは圧倒的に秋です。

カメムシに刺された時の記事はこちらの記事です。

『カメムシは噛むの刺すの?私の激痛体験!その症状と痕の経過写真』

上記記事には、冬でも毎日30~50回アクセスがあります。
3月からアクセスが増え始め6月に若干アクセスが落ちた後、7月からまた上がり始めます。
ピーク時の9月~11月は多い日は500を超え少ない日でも3桁のアクセスがあります。

結論

  • カメムシが活動している時期は3月下旬から11月頃までです。
  • 特に10月を中心に秋が活発です。
  • ただ冬にも民家で越冬しているカメムシが出現することは多々あります。

つまり、カメムシは1年を通してどこかで活動しています。

最初、冬にカメムシなんているのかな!?と不思議に思っていたのですが、民家で越冬しているカメムシが春と間違えて目覚めてしまうケースが意外と多いことがわかりました。

次にカメムシの越冬についてお話しますね!

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冬にもカメムシがいる!?カメムシの越冬について

カメムシは越冬するのをご存知ですか?
しかもあなたの家の片隅で越冬しているかもしれないんです^^;

冬の厳寒期に家の中でカメムシが歩き回っていたという話があるのですが、聞いたことはありますか?

カメムシには膨大な種類がいるのですが、そんなカメムシの種類により越冬の仕方が異なるんです。

  • 成虫で越冬
  • 幼虫で越冬
  • 卵で越冬

(★カメムシにはサナギの状態は無い)

上記の様な3つに分けられますが、日本で良く見られるクサギカメムシ、マルカメムシ、スコットカメムシなどは成虫で越冬するカメムシです。

私達に関係するのは、成虫で越冬するカメムシです。

なぜかというと、これらのカメムシは家屋を好んで越冬する場所に選ぶからです。

厳寒期でも雨風を防げるし、部屋によっては暖房も焚かれますからね。

屋根裏、畳裏、押入れの布団や衣類の隙間などを好む様です^^;

そして冬でも春が訪れたと思い、部屋の中に出て来てしまうんですね~^^;

それは越冬していたカメムシが家の暖房などの加減でもう冬が終わったと思って冬眠から覚めてしまったためです。

あと、冬でも小春日和の暖かい日には勘違いして越冬から目覚めてしまうんですね。

次にカメムシの寿命についても見ておきましょう!


【アオクサカメムシ】

カメムシの寿命

カメムシは成虫のままでも越冬をする種類がいるのですが、そうすると寿命は一体どのくらいなのだろう?

そんな疑問が出てきます。

先に答えを書いておくと、

カメムシの寿命 : 1年~1年3ヶ月程

です。

成虫で越冬をするカメムシになりますが、春卵から生まれ幼虫となります。

上記の復習となりますが、卵の時期は1週間~2週間程。(卵で越冬する種は除外)

幼虫の期間は、大抵30日~60日程です。(もっと長い種もいます)

秋10月末になると、越冬の準備を始め、越冬し、春活動を開始します。

それから5月下旬から8月にかけて産卵期を迎えますので、よく目にするクサギカメムシなどの寿命は大体1年から1年3ヶ月程と考えていいと思います。

参考文献

この記事を書くにあたり参考にさせてもらったカメムシに関する本を揚げておきますね。

「おもしろ生態と上手なつきあい方 カメムシ」・・・野沢雅美著
「カメムシはなぜ群れる?」・・・藤崎憲治著

あとがき

カメムシには膨大な種類がいます。

日本に生息するカメムシ亜目の陸生カメムシだけでも1000種以上と本当に多いです。

つまりカメムシといっても、種により活動時期や越冬の仕方、寿命が違ってきますが、今回はチャバネアオカメムシ、アオクサカメムシ、クサギカメムシ、マルカメムシなど一般的に良く見るカメムシを想定しています。

私は2年前の夏、カメムシに刺されかなりショックを受けたのですが、それ以来カメムシに親近感も抱く様になりました。

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日々調べていはいますが、当記事はまだ完全ではありません。
もし、当記事に関して補足情報、間違いの指摘などがある場合には、下記のコメント欄からご教授頂けたら幸いです。

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生き物

Posted by 40sfile


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