火星の重力は地球と比べてどのくらい小さい?地球を1とすると・・

実現できるか?疑いの気持ちもありますが、Mars Oneなどの火星への有人飛行が数年先(2022年)に迫っていますね。

そんな宇宙時代を向かえるにあたって。火星の気温や地球との距離など書いてきました。今回は火星の重力についてまとめます。

学校では月の重力が地球の6分の1だということは習いますが、火星ではどうでしょう?

地球と火星をはじめ、月、太陽系の他惑星なども比較して表にしました。実際の月面歩行の動画も掲載したので、火星での歩行もイメージしてみてくださいね!

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火星の重力は地球を1とするとどのくらい?

地球の重力を1とすると火星の重力は0.38です。
(データ:理科年表2017年版、火星の赤道重力)
計算すると、これは地球の1/2.63で約3分の1の重力ということになります。
月は、地球の約6分の1の重力なので、月の2倍程度ですね。

火星の重力≒地球の重力1/3≒月の重力の2倍

下記のニール・アームストロング氏の追悼の動画で月面歩行の様子が映っています。

多分相当重いものを背中に背負っているのに、かろやかに飛び跳ねていますね。跳んで落ちてくるスピードでどのくらい重力が小さいか想像がつきますね。

きっと重りの役割もあるのでしょうね。

火星での感じとしては、月面上を歩いているこの映像と、地球上での歩行の感じとの中間ぐらいだと思えば良いですね。

参考のために他の惑星の重力も書いておきますね。

太陽・・・28.01
水星・・・0.38
金星・・・0.91
地球・・・1.00
火星・・・0.38
木星・・・2.37
土星・・・0.93
天王星・・・0.89
海王星・・・1.11
月・・・0.17

これらのデータは理科年表に載っていたものです。
赤道重力と書かれているので、赤道付近の重力です。

火星の重力加速度は?

上記で月の歩行の動画を見て頂いたと思いますが、さらに正確に歩行の様子をイメージしていただくために重力加速度を考えてみたいと思います。

最初に、重力加速度について説明をしたいと思います。

重力加速度とは、惑星などの重力に引っ張られてどのくらい加速するか?を数値で表したものです。

つまりモノを落としたとき、どのくらいの割合で速さが増していくかを数値で表しています。

単位は、m/s²(sの2乗)で、1秒間に何m/s速度が増加するかを表しています。

地球、火星、月の重力加速度を掲載するので、比較してみて下さい。地球を1とした場合で、比較したときと同じ感じですね。

地球の標準重力加速度: 9.80665 m/s²

火星の重力加速度:3.711 m/s²

月の重力加速度:1.62m/s²

参考のために、他の惑星重力加速度も掲載しておきますね。

水星 : 3.70 m/s²
金星 : 8.87 m/s²
地球 : 9.80 m/s²
火星 : 3.71 m/s²
木星 : 24.79 m/s²
土星 : 10.44 m/s²
天王星 : 8.87 m/s²
海王星 : 11.15m/s²
冥王星(準惑星) : 0.58 m/s2
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火星への移住で重力はどのくらい問題となる?

重力が少ないとなると、先ず思いつくのは骨密度の低下です。

再度地球に帰って来たとき、復帰するのに多く時間リハビリをしなくてはならないでしょう。

「低重力障害」

重力が小さいところで起きる障害を、低重力障害といいます。

基本的には、背が高くなる、循環器系の衰退などです。

人間の体は、地球の重力の中で進化しバランスを保っているはずなので、それが崩れると身体に起こる影響は想像以上にあるかもしれませんね。

火星自体の重力だけでなく、衛星の引力も考えないといけないと思います。

地球の月と火星の2つの衛星フォボス、ダイモスがもたらす潮汐力は全然違うはずです。

地球の生物は月の潮汐力の周期により影響を受けているので、これは無視出来ない問題ですね。

男性は実感出来ないかもしれませんが、女性はその点敏感ですね。あとテレビなどでよく見るのですが、動物の行動(産卵など)が月や潮により引き起こされるケースも多いですね。

そして、次に重力が少ないと大気を惑星につなぎ止めることが出来ません。


今後、人工的に酸素を発生させてどのくらい貯めることが出来るでしょうか?

まぁ人間や動植物が生存出来るくらいの量は大丈夫かと思いますが。

火星への移住では最初、外部と遮断された空間の中で生活することにはなります。

まとめ

オランダに本拠地を置く「Mars One」という非営利団体が、火星に人類を送り込む計画をしています。

なんと第一陣の出発は2022年です。この記事を書いている現在は2017年なのであと5年ですよ!

本当に実現可能なのでしょうか?命に関わることなのでとても心配ですね。

候補者もかなり絞り込まれた様で、これから益々火星への取り組みが活発化しそうですね。

当ブログの火星関係の他の記事もお読みなっていただけるとうれしいです。



このドラマは、ナショナル・ジオ・グラフィックが製作したものですが、とても面白いですよ。

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雑学

Posted by 40sfile


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